書心忘るべからず〜夢のあとさき

向き合う 

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日々の書いている時間は、ほとんど深夜の事が多い私です。
家の事とか仕事とか、昼間は優先順位が色々あるので
ゆっくりと向き合って書ける時間となると夜になってしまうのです。
もちろん、一日オフの日もありますので
そんな時は昼間っからずっと書いていられますけれど(笑)


書いている時間は、ほとんどが古典に向き合う時間になりますが
同時に自分と向き合っているんだな、と感じます。


上手くいかない日もあったり
どうにも泣けてくるくらい
自分の下手さ加減が嫌になる日もある
そんな自分に逃げていたのでは成長はないから
嫌になっても向き合うことしかないんだと思う。


比較対象は自分であって他人ではない
もちろん、良い作品を見ればそんなものが書ける人が羨ましく思う
そんな風になりたい、追いかけたいと日々思う
でもそれは比較ではなくて目指したい方向性や憧れの気持ち
そういう存在は自分を奮い立たせる為にはなくてはならないもの


でも、向き合うのはあくまでも自分。
自分がどうありたいか。
人がどうだからとかではなくて


純粋に学び、追い求めるものに近づくこと
人にはそれが色んな風に映るのかもしれないけれど
私は私の道を歩く。たとえ理解されなくても。


自分で、そう決めたのだから。



※半夜起邊聲

category: わたしについて

Posted on 2018/06/17 Sun. 22:45 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

線一本 

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師の教室でのミニ作品展も終わり、
日常がまた戻って来ました。


小さな作品展でしたが、やはり人が作った作品が並ぶのっていいものです。
それぞれが心を込めて、そして色々と試行錯誤して
想いを寄せながら制作するのは私自身、身に沁みてわかっていますから
その想いを感じられるっていうのは、色んな意味で心地いい。


明るいテーマだけじゃない時もある。
悲しいことや辛い事がその人の作品のテーマって事もあるかもしれない。
けれど、それがその人の人生であり、作品はそれを映し出しているもの。
人の「想い」や人生をひしひしと感じられるものが、私は好きだ。


だから書に限らず、絵でもアートでも音楽でも、
作品を見に行く事が好き、なんだと思う。
見に行ってる、のではなく「感じに」いってる、んだと思う。



そうは言っても、
作品なら何でもいいってわけじゃない。
作品というのは一つの集大成。
それまでどんな事をやって来て、
どんな風に自分に取り込んで来たのか
それを表現する場所でもある。


日頃の地味な練習、地道な努力。
それがあって初めて作品にチカラが生まれるんだと私は信じたい。
そして、そういうものに私は惹かれる。
作品も然り、人物にも然り、活動にも然り。


書に於いてはまずは線一本まともに引けるかどうか。
大袈裟な話ではあるけど、それをバカにしている人の作品には心惹かれないと思う。
線一本が集まって文字となり、形となる。


これまでもそう信じて来たし、
これからもそれは変わらない。


だから今日も馬鹿みたいに線一本、引き続ける。


臨九成宮醴泉銘



category: 臨書

Posted on 2018/05/29 Tue. 22:02 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

追い求める先に 

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心が追い求める先には 一体何があるのか

自分でも説明出来ない想い
心が頭とは別にあって
独自で動いているような感覚を
時々感じる事があって

それはもう理屈ではなくて
自分でもわからない「何か」に
心奪われて取り憑かれたかのように


それを求めて彷徨う

それが本能、というものなのか


目を奪われるものはたくさんあるだろう。
しかし、心奪われるものだけを追い求めなさい。
(ネイティブアメリカンの教えより)


書の世界でも
心奪われるものを
これからも追い求めてゆきたい。




category: 想い…書に込めて

Posted on 2018/05/23 Wed. 13:06 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

長き齢(よわい)を願って 

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今週末は久しぶりに実家の義母のところへ
最近私も旦那様も忙しくてなかなか同じ日に時間が取れず…^^;

そんなに遠くないのにも関わらず
帰るのはお正月以来になってしまいました。
ダメな嫁でごめんなさい^^;

元気な顔を見てホッとしました。
私にとっても残されたたった一人の母、です。
ダメ嫁もダメ嫁なりに、義母の事は気にかけているつもり、です(笑)

穏やかな日々が長く続きますように願って…
「高壽」

category: 想い…書に込めて

Posted on 2018/05/13 Sun. 16:06 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

まっすぐ 

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日々の生活のささいな出来事
ほんとにほんとにささいな出来事に
人って翻弄される生き物で

その小さなことに一喜一憂
我ながら馬鹿らしく思うこともあったり


それでも、そんな事に喜んだり
ちょっと傷ついたり
目から鱗のように大きな発見となったり


そんなふうにくるくると想いが押し寄せるから
人って面白いのかもしれない


そりゃ負の想いはない方がいいけど
そうに決まってるけど

でも

そんな事もひっくるめての私自身であるのだから
いいのかも
そんな馬鹿らしい自分であっても

近頃そんな風に思うんです


人間らしくあれ
人間くさくあれ
かっこよくなくても
みっともない時があったとしても


私が私らしくいられるのであれば
素直に正直に生きられる事の方がきっと大事


伝えたいことは伝えよう
それがどんな結果をもたらしたとしても
まっすぐに


古臭くてもいい
時代遅れでもいい


揺るがない気持ちを大切に


*****


五月天山雪 無花祗有寒(李白詩句より)

天山では5月に雪が降り
春や夏の訪れを示す花もなく
ただ寒さがあるだけだ



category: くらし

Posted on 2018/05/07 Mon. 13:56 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0