書心忘るべからず〜夢のあとさき

楽しきことは良き哉 



今日は外に出ると風がびゅうびゅう。
マンションの定期清掃に来てくれていた女性が
髪を振り乱しながら挨拶してくれた。

「こんなお天気の中、ありがとうございます^^」
声をかけると、
「私、きっと今日どこかに飛ばされてます笑」と笑顔で答えてくれた。
何だかこういう会話っていい^^
今日初めて会って、また今度いつ会うかもわからない人。
もしかしたらもう二度と会わないかもしれない。
それでも一瞬の間だけ、私と彼女の時間が交差して、こうしてここにいる。
思えば全ての物事が、その積み重ねで出来上がっているもの。
そんな事を思いながら、足はコンビニへ。

今日は先日頼まれていた木札サンプルをようやく発送^^;
数は何枚もないものだったけど
実際に書いてみたら、木の素材は何かでコーティングされていて
墨汁やアクリルでははじかれてしまい、ちゃんと書けなかった。
それで、他の塗料を探しに行ったり、先生に相談したりして
思ったよりも時間がかかってしまった^^;
それで、こわかったので書いたあと、丸一日はじっくり乾かして
それから丁寧に梱包した。
せっかく書いた物がくっついてしまったりしたら目も当てられない^^;

…でも、まぁ無事に仕上げられたので良しとしよう^^;
木への書き心地は紙のそれとは全く違って、筆がとにかく滑る滑る(コーティングのせい^^;)
でも、思い切ってぐゎんっと木札に書くのは思ったより気持ちよかった(笑)
上手いとか下手とかってより、思いきりの良さが一番大切かも?
こわごわ書いていると全部それが現れてしまいそう。
幸い、私は開き直りの早いタチなので(笑)
おりゃ〜!とりゃ〜!といった具合に書き殴りました^^;

これもまた貴重な経験。
結論:やっぱり書くのって楽しい♪

※写真は出来上がりの図(一部)。全てフリーハンドで下書き一切ナシです♪



category: 書の仕事

Posted on 2013/10/26 Sat. 21:07 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

矛盾 



このところ、他の用事に囚われて
なかなか練習する時間を作れていない事実^^;
忙しいのは喜ばしいことではあるけれど
今まで以上に時間のやりくりを上手にやっていかねば。
でも、それもこれも全て自分の経験値のため。
全てのことに、無意味な事なんてないと信じてる。

この間、テレビである人が言っていたこと。
人生の中で、色んな岐路に立たされる時期が必ず誰にでもあって、
どちらかを選ばなければならないような場面が
きっと何度もあると思う。
そういう時は、自分が面倒だなと思う方を選べと。

何だかすごく、納得してしまった。
面倒くさがりやの私は、耳が痛かった^^;あは
面倒だと思う方を選ぶって、とてつもなく難しい事のように思える。
けれど、きっと開き直って飛び込んでしまえば、
何とかなる事が多いのかも、とも思う。
結局のところ、限界を勝手に決めているのも自分自身なんだ。
出来ない理由を見つけるのは本当に簡単なこと。
この年になってきて、年々そんな風に生きるのはイヤだと感じ始めてる。
面倒くさがりやの私が、どれほど面倒な事に向き合えるのかはわからないけれど(笑)


*******


そうそう、先日頼んでいた名刺が完成〜♪
今って本当に便利な世の中^^;
自分でデータを作ってから、印刷されて届くまで
所要時間は本当に僅かな日数。クオリティも高い。
これじゃあ小さな街の印刷屋さんはキツイだろうなぁ…と。
便利になった分だけ、消えていくものたちがたくさんあるのだという現実。
思考回路がまだまだアナログ人間な私的には
便利さとこの現実とのバランスがうまく受け入れられなかったりもする。
さんざん恩恵を受けながらの矛盾と向き合いながら。


名前を手書きの名刺にしました〜♪ちょこっと女性らしく^^



category: くらし

Posted on 2013/10/18 Fri. 23:26 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

name card 

サンプル

最近になって色んな事が動き出しているって言っていたけれど
その一つがお稽古のお手伝い。
先週から、子供のクラスにヘルプとして入る事に。
…といっても、まずは本当に基本的な流れを覚えてからだけれど。

子供のクラスって見たことなかったから、
一体どんな感じなんだろうと思っていたけれど
殊の外みなお行儀もよくて、きちんと挨拶もありがとうも言えて
結構真面目に取り組んでいたのが意外だった^^;
子供が集まったらまとまりつかないのでは…と覚悟して行ったのだけど(笑)
多分クラスにもよるのだろうね。
私が初めて行ったクラスはとても優秀な感じがしたな〜。
さて、次に行くクラスはどうでしょ。今度はまたメンバーが違う日。
子供は色んな意味で意外性があるからねぇ、楽しみでもあり恐怖でもある!(笑)

そしてもう一つが別件でのお仕事のヘルプ。
お稽古以外の、先生が受けにくい単価の安いお仕事とか、
今までは断っていたであろう細かいお仕事とかで
出来そうなものがあったら、少しずつ手伝わせてもらえることになった。
先日、その一つの打ち合わせに私も同行させて頂いた。
内容は全然知らされていなくて、一体どんなものなんだろうって思っていたら
お店用に使うメニュープレートとか、(木札に筆文字でメニューを書く仕事)
依頼があれば筆文字ロゴの作成などもやらせてもらえるとか。

…しかし、笑ってしまった〜。だってこれってPOPって事でしょう?
昔手書きPOPをやっていた時と同じ匂いがプンプンする(笑)
もうPOPを書く事はないだろうと思ってた…何がどう巡ってくるかなんて、本当にわからない。
最近は、手書きで筆文字を書く職人さんがどんどん高齢化して…
あとに続く人がいなくて、書ける人がいないのだそう。
けれど、案外書いて欲しいっていうお店は結構あるのだそうです。

最初は無料でサンプル書きの依頼。
これが通ればこれからお仕事として繋がっていけるはずの大事なサンプル。
紙に試作を重ねて、本番頑張ります!^^(写真は試作の一部〜ちゃんこ鍋〜笑)

打ち合わせの時、名刺がなくて困りました(笑)
私の人生、あまり名刺を使うご縁がありませんで^^;
人には何度も作りましたけど
今まで自分のを作ったのって1度か2度くらい?しかも全部会社の決まったやつ。
先生に、書道師範の、雅号の名刺を作った方がいいと言われて
あれこれ自分でデザインを思案。今日やっと注文♪
ちゃんとした印刷で、自分で自分の名刺を頼んだのは初めてのこと^^
届くのが楽しみだな〜♪

作った名刺を、ちゃんと使えるように頑張るんだぁ!(笑)


category: 書の仕事

Posted on 2013/10/13 Sun. 01:15 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

鼓動 




今日は夕方から、和太鼓のミニライブへ。
最近、偶然ながら、何だか和楽器に触れる機会が多い(笑)
今日のは相方さんが去年から習い始めた、
和太鼓の先生のソロライブ。
今までもそんなご縁で何度か
和太鼓のライブを見る機会があったけれど、
基本ソロ、というのは初めて。
太鼓って音階がない世界だから、
とても表現が難しいと思う。
太鼓の種類で多少の高低音の差をつけるくらいで
あとはひたすらリズム、リズム、リズム。
でも、人の鼓動に似た和太鼓の音は、
ズンズン響いて心地がいい。
何となく、身体の中から
パワーがみなぎるような感じ^^

一口に太鼓と言っても、種類が色々。
つづみなんかもあって、能楽を連想させたり、
日本の伝統芸能を彷彿とさせる。
何においても言えることだけど、
知ってみれば本当に奥が深い。

聞いていて思った。
色々なものがずっとずっと先の所で繋がっている。
直接関係がないように思えることも
ふとどこかで結びついたりする。
だから、たとえ素人でも、
何にもわからない事でも、
知っている事が多いほど、
その結びつきを感じられる機会が
増えていくんだろうなって。
世の中には、本当に私が知らないことばかり。
私の限られた人生の中で、
どれだけ色々なことを知る事ができるんだろう。

たくさんの「鼓動」に包まれて、
そんな事を思ったいちにち。

category: くらし

Posted on 2013/10/06 Sun. 00:51 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

迷い 

kyosho1309

10月初めのお稽古日。
この時期は毎年恒例の書き初め制作が始まる時期。
早いもので、私にとって今年で7回目の書き初め展を迎える。

初めて書き初めに参加した時の事を、今でもよく覚えてる。
まだお稽古に通いだしてから半年も経っていなくて
書き初めがどんなものかもわからなかったけど
先生は初めから、難しい事をやらせてくれた。
先生本人は、多分覚えてないかもしれないけれど(笑)
今よりずっと生徒さんも少なくて、余裕もあったからだと思うけれど
何だかわからないけれどとにかくやってみるってことが
案外後々まで記憶に残っているものなんだなって思う。

その時初めて、淡墨(磨った墨を水で薄めて綺麗な滲みを出す)を使った。
孔雀の羽で出来た、ちょっと変わった筆を使わせてくれた。
そのインパクトがとても心に残っていて
今でも淡墨を使うと、最初の時の気持ちを思い出させてくれる。
初めて出した、初めての淡墨で、初めて表彰式に呼んでもらえた思い出の年。
あれがもう6年も前の事だなんて…信じられない〜^^;

回を重ねるごとに、迷いが増えてゆく。
どうしても自分が書きやすい雰囲気の作品に偏ってしまいがちだから。
色んな雰囲気の、色んなカラーで書けるようになりたい。
そのためには、書の鍛錬だけでは足りないのだとつくづく思う。
たくさん感動して、たくさん喜びを感じて
哀しみを忘れず…こころを作ること。
実はそれが、一番難しかったりもするんだなぁ〜。


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お稽古の後、書仲間3人でランチへGo!^^
プチ師範合格祝い会という名目で…実はお喋りランチがしたかったの!(笑)
いつも充実した中身の濃い話が出来る仲間たち。
この年でそんな仲間が出来たのも、ずっと愛する書を続けてきたからこそ。
この7年で私が色々な人、色々なものからもらったものってすごく大きい。
ありがとうの気持ちを忘れないでいたい。
私を支えてくれる、いろいろなものたちに。


※写真は先月の課題より

category: 書教室

Posted on 2013/10/05 Sat. 00:22 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0