書心忘るべからず〜夢のあとさき

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母と私と欧陽詢 




今日は母の三回目の命日。
予定していた用事がキャンセルとなり、思いがけずゆっくりと過ごせる一日に^^


両親の命日には必ず写経を書く事にしています。
今日は写経から始まった一日となりました。
最近小筆の鍛錬を怠っていたため、出来はヒドい有様^^;
でも今日は上手い下手ではなく、気持ち優先、ということで!(笑)
もっと小筆の練習もしなくては、と肝に銘じた次第です^^;

うちはちょっと(多分)変わっている家なので、三回忌でも
法事をやったり親族が集まったりお坊さんを呼んだりもしません。
常に心には両親を想う心がある。毎日が法要。
だから特別な事は必要ありません。
それは両親から受継いできた精神でもあります。
ただ、私の中で私が出来る供養の仕方、ということで
毎年写経だけは欠かさずに書き、色々な思い出を想い出す日にしています。
もう3年なんて、本当に信じられないくらい。



母方の祖父は学校や家で書道を教えて生計を立てていた話は前にもしましたけれど、
母はあまり昔の事を語りたがらない人だったので
祖父の情報って本当に少ないんですよね(^_^;)
それに、母自身は書をやってないので、
書に関しての知識ももちろんなかったわけで
そういう話を母から聞けることは皆無だったのですが
私が大人になってちゃんと書道を学ぶようになってからわかったことがあって、
それに気がついた時、鳥肌ものだったのでした。


母には双子の姉がいるのですが、二人の名前を陽子と詢子、というんです。
母が詢子。
書道をやっている方はもうお気づきかと思うのですが(笑)
そう、母姉妹ふたりで「陽詢」となるんです。
母の詢子という名前の漢字が珍しいので
昔からいつも絢子に間違えられることが多くて
何故こんな漢字を使ったのか
母に名前の由来は何なのかを尋ねた事もありました。
母の返事は「父が書道なんてやってたから漢字にこだわってたんでしょ」、とそれだけ^^;
でも、漢字にこだわっていたのなら、陽子だってもっと難しい漢字があったのではないか、
私は母のその説明に腑に落ちないものを感じていたんです(笑)


そして大人になり、私が書道を学ぶようになり、突然気がついたのです。
あれは欧陽詢からとったものではなかったのかと。
祖父の情報は全くありません。吉田苞竹先生の門下だったこと以外、
誰をよく臨書したのか、誰に影響されていたのか、全く知る由もありません。
でも、母の名前の秘密に気がついた時から
きっと祖父は欧陽詢をよく学んでいた、あるいは好きだったのではないかと思うようになりました。
娘の名前につけちゃうんですもの。しかも双子ふたりに。
書道をやっていて欧陽詢を知らぬはずがない。
偶然二人の名前をそうしたとはとても思えませんでした。


欧陽詢といえば九成宮。
元々はあまりやりたくない楷書(^_^;)笑
だってあまりに綺麗すぎてレベル高すぎなので(^_^;)
でも、母を通して祖父の想いを垣間見た?(勝手に笑)以上、
やはりそれを学ぶべき、と思うようになりました。
なので最近はずっと九成宮、書き続けています。
もちろん時々他のものも書きますけれどね。
九成宮はどんな臨書をやった日でも必ず一枚は書くようにしています。


…あるいは勘違いかもしれません(笑)
本当に単なる偶然で陽子と詢子と名付けただけなのかも
それでも構わないのです^ ^
勘違いが高じて苦手が得意になってくれたら何よりのこと^ ^
それに何だかそんな妄想をしているとロマンが広がるじゃないですか!(笑)


今日もこれから九成宮。
天国のおじいちゃんも、まさか孫がこんな書道バカになるとは
夢にも思っていなかったことでしょうね(笑)
父と母も一緒になって苦笑いをしている事でしょう(笑)


そんな事を想いながら、母の三回目の命日は過ぎていきます…


臨九成宮
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category: わたしについて

Posted on 2016/07/22 Fri. 14:07 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

タイミング 

IMG_5886_20160718181456a9c.jpg


久しぶりのブログ更新です^^;

月日が過ぎていくのが本当にあっという間で…
ぼやぼやしている私は月日に置いていかれそうな気配です(笑)
必死になって置いていかれないように走り続けていると
あっという間にひと月、ふた月…と過ぎてしまっています^^;
今日は久々にゆっくり出来たのですが…
そんな日はかえって色々考えます(笑)


気がつけばもう7月も半ば…
最近あまりに時間が過ぎるのが早くて恐くなるほどです^^;


それにも増して、最近感じるのはタイミングの大切さ、でしょうか。
色んな事柄に、絶妙のタイミング時ってあるって思うんですが
それが年々とてもシビアな感じで訪れるような気がしています。


あと僅かに遅かったらもうこのタイミングでこのお話はなかった、とか
ひと言この話を口にしていなかったなら、このご縁はなかった、とかっていう
「ほんのわずか」の間というかタイミングですよね、そういうのをとても感じるんです。


迷っていて、うだうだと決めかねていると、
そのタイミングはもうすでに遅し、となっている^^;
時が過ぎるのが早いように、展開も早くなっている、そんな気がしてしまいます。


そんな小さなタイミング、一つでも多くかけらを拾いたい。
それが日々を潤いに変える役目を果たしてくれていると知っているから。
仕事だけではなく、日常、プライベートでも
小さなきっかけ、タイミングにいつもアンテナを張っていられるように。


悩むのは深く、でも決断は早く。…そして動くのは迅速に^^


…忙しくても、そう、ありたいものです。


臨蜀素帖

category: 臨書

Posted on 2016/07/18 Mon. 18:17 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

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