書心忘るべからず〜夢のあとさき

最後の使命 

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週末は伊豆の海へ行ってきました。
今回の目的は「父と母を連れて行くこと」。
この場所は、父が若い頃から毎年のように足を運んでいたところで
私たちが生まれて一緒に行けるようになってからも
毎年夏にはこの場所へ家族で釣りに行ったものでした(海水浴ではなかったところがミソ^^;)
小さい頃はこの岩場で磯遊び。カニを捕まえたり、不思議な生き物に目を輝かせたり。
深さのあるところでは浮き輪を浮かべて泳いだり…
少し大きくなってからは、波が容赦なくかかるような危ない岩場から釣り糸を垂らして
海釣りをしたりもしました。波が荒くてだめだった事も何度もあったけれど…
そんな時はちょっと歩いたところにある防波堤まで行って、そこで釣りをしました。
父にとっても、私たち兄妹にとっても、ここは第二のふるさとのような場所でした。
気がつけばもう、私たちを連れて行ってくれた父の年齢を
とうに私たちは追い越してる年齢になっていたのでした。

父が亡くなる前、この場所へもう一度行きたかったと何度も言ってました。
そして、自分はこの海の肥やしになって土に還れたらどんなにいいかとも…父らしい台詞です(笑)
本当は去年の一周忌に、兄と共に母を連れてこの場所へ行きたいと思っていたのですが
母が再びけがをしてそれが出来なくなり、私自身も来れる時間がなくて
結局一年越しでやっと実現する事が出来ました。
まさか、こんな形で母もつれてくる事になるとは思っていませんでしたが…

思い出の場所は、本当に昔から何も変わっていませんでした。
子供の頃、中学、高校生、そして成人した頃…と、
私自身何度も足を運んでいますが、その間も、
そしてだいぶご無沙汰した今行っても、昔そのままの姿で待っていてくれる。
人の世が様変わりしていても、自分自身が昔と何か変わっていたとしても
何も変わらずに残っているものがある…そういう場所があることに
とても安心感を覚えます。
大丈夫だよ、って言われているみたいで。

写真にある小さな島みたいなのは「龍宮島」といわれていて
ちゃんと鳥居があって、上まで登ると祠があり、よくはわかりませんが神様?がまつられているみたいです。
昔一度だけ、父と二人でお酒をもってお参りに行ったことがあります^^
父も私も、これは海の神様で「龍神様」と勝手に思っておりました(笑)
実際のところは不明です〜^^;

今回もお参りをしてくるつもりだったのですが
完全な引き潮の日でないとなかなか行く事が出来ません。長靴などあれば別ですが^^:
なので下の方から父母をよろしく、とお願いしてきました。

やっと、一番心残りだった最後の使命を果たしてくることができ、
懐かしい思い出の匂いに触れてくる事も出来ました。
私たちの歴史の軌跡。感謝と望郷の想いを抱きつつ…

category: くらし

Posted on 2013/12/02 Mon. 16:45 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

コメント

いいお話です。
使命のある旅だったのですね…。
さぞかしホッとされたことでしょう。

きっとお父様もお母様も喜んでらっしゃいますよ。
親孝行なされましたね^ ^

kobom #- | URL |  2013/12/03 21:04 * edit *

★kobomさん

ずっとずっとやり遂げなければと思っていた事でした^^;
ほとんどすべての事を、これで遣り切れたという感じがしています。
父と母のため、というよりは
結果的に自分自身のためにしたことだったのかもしれないな〜と…

それを抜きにしても、懐かしい場所に行く事が出来てよかったです〜^^

海月シド #- | URL |  2013/12/04 13:00 * edit *

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