書心忘るべからず〜夢のあとさき

黄金の写経 

毎日ジメジメとすっきりしないお天気ですね^^;
まさに梅雨って感じです(笑)
雨は何となくテンションが下がりますけれど
雨を楽しむ、くらいの気持ちでいられれば
毎日がもう少しゆったり、のどかに過ごせるのかな〜なんて思うこの頃です。

そんな、雨の日にぴったりなのが
写経!(って、強引にこじつけ^^;笑)
いつもの大筆とは違って、細かな作業なので
何となく梅雨の季節に家に籠って写経、なんていうのもいいのかな〜と


毎年恒例なのですが、中国華厳寺建設支援のための奉納写経というのがあります。
もう何度出したかなぁ、、、今年はもういいかな〜なんて毎回思いながら
結局何となく出している毎年です(笑)


写経って、それ自体にも意味があることですが
とても小筆のトレーニングになるし、
そして集中出来るっていうのがいいところ。
私、結構写経書くのが好きなんだと思うんです。
だから毎年続けているのかな〜なんて。


数年前までは興教寺というところへ奉納していたのですが
そこでの一万経奉納達成ということで、新たに華厳寺への奉納となりました。
興教寺は世界遺産にも登録されたのですよ!
自分の書いた写経が世界遺産に納められているって、
それだけで何だか有り難い感じがしますよね^^


自分の奉納したものが少しでも建設支援となって役に立てるのなら
こんなに幸せなことはないって思います。
華厳寺もいつか世界遺産になってくれるかしら^^


IMG_3221.jpg



今回は紺紙金泥で空海集字篇のものを書きました。
写経ではあまり見かけない行書です。
私、金より銀泥が好きなので、実は金で書いたのは初めて。
本物の金墨ならばもう少し発色がいいのだと思いますが…
今回は金墨汁にて。ちょっとぼてっとなります^^;
でも、金はやはりちょっとゴージャスに見えますよね^^
写経にゴージャスさが必要なのかは疑問ですが(笑)


華厳寺にてきちんと奉納式があって、印が押されて戻ってきます。
去年は一枚2500円くらいする料紙に書いてドキドキしましたが(笑)
今年は空海さまにドキドキ。
王羲之に通じる安定した骨格と堂々たる雰囲気、そんな事を感じながら書きました。



IMG_3226.jpg



たまには写経、如何ですか?
最初は一枚書くのに何時間もかかってしまうと思いますが
慣れてくると1時間ほどで書けるようになります。

私は毎年父と母の命日には写経を書くようにしています。
少しでも供養になればとの思いから。
…そういえばもう少しで母の命日です。


月日が経つのはあっという間ですね。。。




category: 書あれこれ

Posted on 2019/07/01 Mon. 21:08 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

コメント

翔麗さん こんにちわ
“黄金の写経”!それも行書で!素晴らしい!
 「墨・スペシャル第7号」の「写経:その書とこころ」には、
歴代写経名品選として、紺地金泥写経が多数紹介されていますが、あいにくほとんど楷書体です。それだけにこの度の翔麗さんの作品には、強烈な印象を受けました。
 なお、このスペシャル版は、翔麗さんもお持ちかもしれませんが、著名人として夏目漱石、有島武郎、高村光太郎、会津八一、岡本かの子、遠藤 実などの書も紹介されており、興味深く、私の写経勉強の座右の書でもあります。
 また、行書体の写経についていえば、「般若心経の名品(天来書院編)」の中で、集王羲之書般若心経、劉墉行草書般若心経、池大雅行書般若心経を紹介しています。
 私も相変わらず「一日一写」の励行に努めていますが、行書はさすがに無理と自覚してもっぱら楷書です。、
 翔麗さんは、以前ブログで、お師匠さんと一緒に中国のお寺の奉納式に参列した時のことを綴っていましたよね。その時の写経は?アップされていたようにも記憶していますが・・・。
 お母さまの命日の写経は、格別の想いが込められることでしょう
    伀  拝

#- | URL |  2019/07/03 17:28 * edit *

Re: 伀さん

こんにちは!コメントありがとうございます^^
お返事遅くなって申し訳ありません!

流石は一日一写を実行の伀さん、お詳しいですね!
生憎その墨スペシャルは拝見してないのですが、
私が今迄見て来た写経も、ほとんど楷書体のものが多かったです。
やはり写経というものの意味を考えると、
かっちりと楷書で書くことが望ましいという事なのかもしれませんね。
ただ、今回は空海さまの集字を元に書いておりますので
多少は許していただけるかなと(笑)


夏目漱石や高村光太郎、その他の書、も興味深いですね。
会津八一は記念館に一度訪れたことがあります。
その際写経があったかどうか、記憶が定かではないのですが
個性溢れる味のある作品に魅了されて帰って来た事を思い出しました^^

中国での奉納式のこと、覚えていてくださったのですね〜ありがとうございます^^
その時の写経もupしたかと思います。
確かその時は紺紙に銀泥だったかと。
今となっては懐かしいです。
今月母の命日がありますので、また違った想いでふたたびしたためたいと思っております。
伀さんも日々の写経、そして今は書も再開されてらっしゃるのでしょうか?
日々実りある書ライフを過ごされますこと、
遠い空から願っております^^

翔麗 #- | URL |  2019/07/08 22:13 * edit *

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