書心忘るべからず〜夢のあとさき

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サムライ魂 

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2月に開催された、イタリアトリノでの展示会、
「サムライと書道展」に出品した写真が届きました^^
ホテル内の回廊のような一画で展示して頂けたみたいです。
美術館や普段作品展をやるような会場とはまた違った形なので何だか新鮮♪
現地には行けませんでしたが、こうやって飾って頂いた写真をみて感激です( ;∀;)

今回書いたのは「吹毛常磨」(すいもう、つねにます)という禅語。
展示のタイトルが「サムライと書道展」だったので
武士道にちなんだ言葉がないかと探しました。


煩悩も迷いも何でも切れる吹毛剣。
その素晴らしい剣も、手入れを怠れば、切れ味が鈍ってしまいます。
これは私達の技術力や精神力なども同じこと。
常に磨き掛けていないと、すぐに錆ついてしまいます。
感情を常に研ぎ澄まし、剣を錆つかせないように心がけましょう…そんな意味があります。

「吹毛剣」とは、刃の上に鳥の羽を吹き落とすと、スパッと切れてしまうほど切れ味の鋭い剣の事。
妄想や煩悩を立ち切る、賢人の優れた精神力を現します。
私達の心は脆く、つい楽な方へと流されてしまいがち。
一旦これで完璧だと思ってしまったら、そこから堕落が始まるもの。
生きている限り、物事の到着点はないってことですね^^;
迷いを生み出す、あらゆる妄想も執着も切り捨てていって、切るものがなくなった時…
この剣が必要でなくなる時が、精神的な最終の境地?ということでしょうか。

時代が移り変わっても、昔から脈々と流れる日本人のこころ、
サムライ魂みたいなもの…今の私達にもどこかに受け継がれているって思うのです。
小さな日常の当たり前の事一つをとっても、
日本人だからこそ、というものがきっとたくさんある。
それはとても誇らしくて、素晴らしいものだと感じます。

この「サムライと書道展」を通して
そんな日本のこころ、サムライ魂みたいなものが
少しでもイタリアの方々に伝わってくれていたらいいな〜^^

この機会を頂けたこと、色々な形でお世話になった方々に感謝の気持ちでいっぱいです(*'-'*)

category: 作品展

Posted on 2014/03/09 Sun. 12:15 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

コメント

 ご無沙汰しました
 小生、新年早々、利き腕がマヒ状態になり、
筆も思うように動かせませんでした。
 
 もっぱら、リカバリーに励み、ようやく筆を軽く持てるようになりました。
こんな状況なので、しばしコメントはパスしてきましたが、海月さんの心打つ味わい深い書文を毎回堪能させていただいておりました

 イタリア展が「サムライ」のタイトルとは、正直、びっくりしました。
海月さんが「吹毛常磨」を選択されたのには、感心しました。
 ぴったりですものね。ちなみに、私の手もとのある「禅語の茶掛」に、
高名な禅僧の臨終の偈の一節、同じ意味の「吹毛用了急須磨」が紹介されていました。
 
 それにしても、「自灯明」の話など、書家の心得なのでしょうか、海月さんは、よく勉強されていますね。

 私の教室では、臨書が一月から三月までは「建中告身帖」でした。
四月からは「鄭ぎ?下碑」です。運筆に四苦八苦です。
 先生が、生徒一人一人に見本を書きながら、筆使いの妙を指導してくれますので、和気藹々と、同レベルの皆さんも頑張っていますよ。
 私は、マヒの間は、稽古を中断しましたたが、無理せずマイペースで励みます。
 なお、昨日3月11日は、ご承知のように大震災3年ということで、こちらでは、慰霊に関わるさまざまなイベントが行われましたが、私は特に参加せず、いつもの通り静かに、慰霊の思いを込めて写経をしました
  伀 拝

 

伀 #- | URL |  2014/03/12 21:02 * edit *

★伀さん

こんにちは!ご無沙汰でしたね〜。
…と思ったらそんな事になっていたなんて!
書には欠かせない大事な利き腕…大丈夫でしょうか〜(;д;)
少しずつ筆が持てるようになっているとお聞きしてホッとしましたけれど
くれぐれも気を付けて、きちんと治してくださいね〜。
そんな状態でもブログを読んでくださって、
そして今回コメントもくださって、本当にありがとうございます。

イタリア展は、大の日本好きなイタリアの男性が強く希望されて開催するに至ったらしく、
「サムライ」というのはいかにも外国の方が好きそうな発想ですよね〜(笑)
でも、武士道と書道、意外と共通点もあるように思いました。
「道」のつくものは案外そうなのかもしれませんね。
禅語は本当に意味自体に深いものがあるので、書に関わらずとも
言葉を調べたり、関連の本を読んだりするのが結構好きです…無宗教のくせに、ですが〜^^;

お教室レポもありがとうございます!^^
4月から北魏の楷書に入るのですね〜。
正統派の楷書と違って、筆の入り方からちょっと違いますものね〜。
慣れるまで難しいですよね^^;
でも、私はこの時代の楷書、結構好きなんですよ〜。
実は私も、次回から龍門二十品の一つ、牛ケツ造像記を書くことにしました。
ひと通りお教室で組まれていたカリキュラムが終わって、
自分で好きなのを選んで書いたら〜と師匠に言われたので何を書こうかと探していたんですが
師匠からの勧めもあって、まだ書いた事がなかった牛ケツにしました。
お互いに頑張りましょうね〜^^

先生が実際に書くところを見るのは本当に勉強になりますよね。
皆さんのレベルが上がるのもわかります。
書き上がったものを何枚もただ見て書いているより、
先生の書いている所を一回でも見ながらの方がずっと上達出来るのではと思うくらい^^

中断されていたお稽古も再開出来てホントに良かったです。
お身体と相談しながら、無理なく楽しい書ライフ、続けてくださいね〜。

海月シド #- | URL |  2014/03/12 23:53 * edit *

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