書心忘るべからず〜夢のあとさき

腑に落ちる 



去年の暮れから入院していた義父が、先日他界しました。
ずっと思わしくない感じではありましたが、その日は突然にやってきます…ね。

3年前に私の父が亡くなり、去年は母、
そして今年は義父…と、本当に立て続けでした。
私と相方さんは同い年ではありますが、こんなに続くものなんでしょうかね…

人の死に直面すると、色んな事が変わるって
両親の時に感じましたけど
今回も改めて色々感じるものがありました。
毎日色んな事が出来て、好きなように生きられる事は
本当にありがたくて奇跡なのだということや
それが今までもわかっていたつもりで
実はきちんと腑に落ちるまで理解はしていなかったこと

この「腑に落ちるまで」というところがミソで。


普段の生活の中でも、わかっているようでわかってない事ってたくさんあって
自分でそれに気づいてない事がほとんどなのですね。
毎日当たり前に起こっている事が、当たり前ではないんだってこと、
毎日会っている人が明日会えるかわからないことを
どれだけ「腑に落ちた」ところでわかっているのか
そんな事を考えたここ数年でした。

今はただ、残されたたった一人の義母のケアを
出来るだけしていきたい気持ちでいっぱいです。


翔麗拝

category: くらし

Posted on 2014/09/26 Fri. 21:13 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

コメント

 ご両親を亡くされてから、まだ浅い歳月のうちに、このたびはお義父さまとのこと・・・お悔みお慰めの言葉がありません・・
 ただただ、祈りを込めて合掌させていただきます。
 また、一字一画に魂を込められ写経にもこうべを垂れます。

 季節は秋、それでなくても、なんとはなしに、もの悲しい気持ちにさせられますよね。
 最近、毎日書道展東北展、産経国際書道展東北展などに足を運びました。詩文コーナーでは、いつものように山頭火や金子いすゞのものがあって、しばし足を止めました。
 それよりも今回とくに嬉しく心を動かされたのは、八木重吉の詩が取り上げられていたことです。
 二点あり、しばし佇みながら、多感な青春時代を思い起こし感傷に浸りました。
 八木重吉の詩には一時期、心底心酔し、山野を彷徨しながら、また寝床に横たわりながら詩集をひもとき、泪を潤ませていました。
 掲示されていた作品の一つは、彼の詩の中でも最も有名な「素朴な琴」でした
 
 翔麗さんは、残されたたった一人のお義母さんのケアをできるだけしたい気持とのこと・・彼の詩を紹介したくなりました。わたしも長年、母の介護に明け暮れていたとき、この詩を心の支えにしていました。
      母をおもふ
   けしきが
   あかるくなってきた
   母をつれて
   てくてくあるきたくなった
   母はきっと
   重吉よ重吉よといくどでもはなしかけるだろう

    

伀 #- | URL |  2014/09/28 13:37 * edit *

★伀さん

こんばんは^^いつもありがとうございます。
そして、お心遣いをありがとうございます;;

実は義父の前に義祖母も今年の初めに他界しておりまして…(私はほとんどお逢いした事がなかったのですが)
あまりに続くので、本当に信じられない感じです。
偶然なのでしょうけれど…何なんでしょうね^^;

書道展を色々と回られたのですね^^
詩文はやはり、内容から目に飛び込んでくるので
目に留まりやすいのでしょうか。
作品自体もどんなのもだったのか…見たかったです^^

そして八木重吉の詩…ありがとうございます。
何だか心に沁みました。
伀さんが心の支えにしてらしたのがわかる気が致します。
気がつけば私たち夫婦に残されたのは義母一人…寂しいことですね。
でも義父のおかげで義母ともとても深く関わる事が出来たし
あまりお逢いした事のなかった向こうの親戚の方々ともお話する機会が出来、
義父がそうしてくれたのだと感謝の気持ちでいっぱいです。

今は元気な義母ですが、一人になってしまったので心配なのです…
なので、出来るだけのことをしてあげたいなと思っています^^

翔麗 #- | URL |  2014/09/29 01:46 * edit *

遅くなりましたが、 心からお悔やみ申し上げます。
(実は先日コメント入力した際に誤って閉じるボタンを押してしまったようで・・・)

私の母も今年に入り早々に亡くなったときは、後悔ばかりが先にたち、
してやれなかったことを思うと嘆きました。
父が亡くなったとき同居を拒んだ母を怨みもしました。
その理由を知ったとき・・・母の愛情がどんなに深いものだったのか、
理解できない自分はまだまだ親として失格だなと思い知らされました。
私にとって、まさに、翔麗さんがいう「腑に落ちる」とは、このことなのかもしれません。

翔麗さん、私もね、残されたのは義母ひとりとなりました。
できること精一杯の面倒を見ようと思います。
それこそ亡くなった母の分まで。

Bergamot #- | URL |  2014/10/03 05:58 * edit *

★Bergamotさん

こんにちは!
コメント残してくださり、ありがとうございます^^

身近な人がいなくなると、色んな想いが押し寄せますね。
してあげた事よりも、してあげられなかった事を
何故だか想ってしまうんですよね^^;
でも、そういう全ての想いが
全く関係ないと思われるような日常の事にも反映されて
一つ一つの行動にも、影響しているってすごく感じるんですよね。
失った人への悲しみ、それと共に足りなかったものを教えてもらった様な気がして
何だかすごく、色んな事が…哀しい事ではあったけれど
きっと私にとってあるべき事、必然であったんだと…
ここ数年を通して感じた事でした。

Bergamotさんもお母様を亡くされて、
新たな発見や想いがあったのではないでしょうか^^
きっと親が子供に最後の最後にしてくれる、大きな大きな役割なのかもしれないですね。

最近、当たり前にご両親のいるお友達や仲間が
とても羨ましく感じます(笑)つい最近までは自分も…おかしな話です^^;
残された義母が元気でいてくれることを「当たり前」に感じられない今は、
出来る事をしたいですね…お互いに^^


翔麗 #- | URL |  2014/10/03 18:10 * edit *

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