書心忘るべからず〜夢のあとさき

わすれもの 



今週はもう今月最後のお稽古で、毎月の課題提出の週でした。
もう何年も、毎月毎月課題を出し続けているというのに
大事な大事な作品に押す落款印を持って行くのを忘れるという大失態^^;
ま〜これが初めてじゃないんですが(笑)

仕方なく、私はお休みだった今日、またお稽古場へ提出に行って来ました。
なんつー効率の悪さ^^;汗
効率の悪い事が大嫌いな私なのですが…(何だか損した気分になっちゃう)
でも、そのおかげでこの週末に開催の、市の書初め展覧会を見に行って来る事が出来ました。
お稽古場からそう遠くない学校の体育館での開催だったのです。
お教室に来ている子供たちのうち、学校で選ばれた選手たちが出している展覧会。
今日明日だったのを知らなかったので、今日お稽古場に行かなければ行けなかったと思います。
忘れ物をしたのが結果的には良かった感じになりました(笑)

師匠から見に行った方が良いと以前から言われていたのですが
機会がなくて行った事がありませんでした。
どこでやるかも毎年違うらしく、地域によっても違うので
なかなかシステムがよくわからず^^;
今回は行けて良かったです〜。

レベル高いんですよ〜!選ばれる子供達はやっぱり違います。
しかも、これは市展なので、ここからさらに選ばれた子は県展に行くことになります。
県展は更に更に高レベル!! 大人でも書けないような字を書きます。
今まで写真でしか見たことなかったんですが今年はそれも見に行く予定です。
子供達から刺激を受けて、私も頑張らなくては!^^


kakizome2015_majiri.jpg


そんな私と言えば、先日社中の書初め展の表彰式に出席してきたんですが
今回はその作品じゃなく、落選の作品UPです(笑)
優秀賞をもらった作品は、掛け軸にしてもらうように頼んだので忘れた頃に手元に戻って来るのですが
こちらの作品は帰ってこない作品(;д;)
「千」でちと遊び過ぎましたかね^^;
でも、自分ではそんなに嫌いな作品じゃないので、こちらに残しておくことにします(笑)

あー、むずかしや仮名まじり(笑)

category: 書あれこれ

Posted on 2015/01/25 Sun. 01:45 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

コメント

 私も先日、今年最初となる街へのお出かけ(笑)をしました。
 市内の中心部で繰り広げられる正月イベントは、ことごとく不参加、見物なしを決め込んでいました。単なる出不精に過ぎないのですが・・・
 きっかけは、東北最大といわれる書道団体の新年恒例作品展覧会が開かれていたからです。
 平日でしたので、人影もまばらでしたから、ゆっくりと拝見して回りましたが、正直、他の団体の作品展との違いなどは、鑑賞眼の乏しい私にはわかりません。
 でも、漢字とひらがな作品の多い中で、漢字ひらがな交じりの作品(近代詩文と称している団体もありますよね)も少なからずありました。
 その中で、私の好きな良寛さまの短歌がありました。
 「心あらば尋ねて来ませ鶯の木づたひ散らす梅の花見に」
 しばし佇み、こんな書作品を書いてみたいなぁ・・と見惚れました。

 この書道会は、一般部(高校生以上の会員)と教育部(幼、小、中学生会員)があります。
 驚いたのは、教育部の級、段位の多いことです。
 級は10級から1級まで、段位は初段から八段までですが準初段~準八段がありますので、段位は16段位。級から数えると合計26階級になります・・・いやはや、格付けする審査員は大変でしょうね・・
 でも、子供達には、どんどん昇級昇段していく過程が楽しく、やりがいを感じさせているのでしょうね。
 これもある意味では格別の教育的指導的なセオリーに基づいたシステムなのかもしれませんが・・
 それにつけても、翔麗さんの師匠矢部先生の生徒に接する心意気には、深い感銘を受けました。
 「指導者の心持ち一つで生徒さんの結果は変わる・・楽しいだけの習い事では生徒さんも指導者も物足りなくなるもの・・その子のことを思ったら中途半端な指導はできないですし、心を鬼にして厳しく細かく指導してきました・・」
 いずれの分野においても、良くも悪くも指導者次第・・と言われますから・・翔麗さんは書道の師として、本当に良き師にめぐり合われて、
幸せですね。
  伀   拝

#- | URL |  2015/01/27 20:43 * edit *

★伀さん

こんにちは!いつもありがとうございます^^

今年最初のお出かけ…はやはり書道関係だったんですね!^^
東北最大と言われる団体の展覧会とあっては、かなりの規模だったんでしょうね〜。
それぞれの団体によってカラーが違うので、色々見に行くと面白いですよね♪

仮名交じり作品は、まず「読める」ものが多いので(笑)
書道をやっていない方でも、比較的わかりやすく人気がありますね。
漢字作品となると、そもそも漢詩はわからないし、字そのものも読めない…なんて事が当たり前ですからね^^;
見に来てる方が「これなんて書いてあるかわからん」と話すのを何度となく耳にしたこともあります;;
なかなか書を絵画のようには見てもらえないのが現実で…そのあたり難しいところなのですけれど…

そうそう、多分伀さんは分かってらっしゃると思いますが、
今回のせた仮名交じりもまさしく良寛さまの詩です^^
決まった課題なので私が選んだ詩ではないですが…
良寛さま、と聞くと書く気持ちにも力が入ります(笑)

子供の段級については、どこの団体も結構なランクを設けているところが多いみたいですね^^;
私の所属の会も何やら複雑なシステムになってます(笑)
子供は大人よりもなおモチベーションが必要になると思いますので
すぐに一番上に上がってしまうようではいけないような格付けにしているんでしょうね〜。
まったく気にしていない子も中にはいますけど〜(笑)

師のブログもお読みくださってありがとうございます^^
私も未熟ながら教える側の立場を少し味わうようになって、
指導者の大変さを身に沁みて感じております^^;
子供たちや生徒さんに対する心構えなど、日々師から勉強させて頂くことばかりです。
伀さんのおっしゃるとおり、良き師に恵まれてありがたいと思っています^^

翔麗 #- | URL |  2015/01/28 01:06 * edit *

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